花仕事を始めて16〜7年になりますが、ヨガのインストラクターもやっています。気づけば6年目。ふと、これまでどれくらいレッスンしたのかなぁと気になってザッと計算してみました。
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第一次ヨガブームでの苦い思い出
私が人生で初めてヨガに出会ったのは確か19歳。その頃、母の知り合いがインストラクターをしていて、母もそのレッスンに通っていました。そしてある日「あなたもやってみなさい」と突然スタジオに連れていかれ一度だけレッスンを受けたのです。
どんなレッスンだったのかは全く記憶にありませんが、当時のヨガと言えば・・白いタイツに黒のレオタード。19歳のうら若きわたしにはその格好が恥ずかしさでしかなく耐えられない!「あんな変な格好するくらいならヨガなんてしない!」こうして私のヨガへの興味はゼロに。いや、ゼロどころか「とんでもないモノ」として心に刻まれてしまったのでした。
身も心も疲れ果てていた30代から40代
私には息子がひとり居ります。現在26歳。この息子の子育てがとにかく大変でした。小学校に入学した頃からあれやこれや・・何度学校に呼び出されたかわかりません。中学2年生の2学期からは学校にも行かなくなり昼夜逆転の生活。思い出すと苦しい。久しぶりに当時のことをこうして文字にしていますが、動悸がしてきました(汗)10年以上経ってそんな事もなくなったと想っていたので自分でもちょっと意外です。
ちょうどその頃、ヨガの第二次ブームが到来。昔のようなタイツにレオタードなんて格好は世の中から消えていました。笑 子育てでボロボロ、仕事もバタバタ、いろいろ限界な状態だった私はなんとなく「ヨガが癒してくれるかも」と思うようになったのです。そして、思えば叶う!友人が誘ってくれたPTA主催のバスハイクで隣に座っていた方がなんとヨガの先生!その場で「行きます!」と入会をお願いして人生二度目のヨガを体験することになるのです。
息を吸う、息を吐くとはこういうことか
20年以上ぶりに体験したヨガは想像以上に心地よくて。ポーズなんてわからないけど呼吸をすることがこんなにも心や体に影響するのかと!週に一度のレッスンでしたが通っていた3年間でお休みしたのは2~3回。それくらいなくてはならないモノでした。
その後引っ越しをしたのでその教室には通えなくなったのですが、今度は職場でヨガサークルを立ち上げることになりずっとヨガとは縁がありました。そして、そのサークルに来ていただいていた先生が講師養成講座を始められ、なんだか流れに乗ってその講座を受講。と言っても、講師になる気は全くなく、大好きなヨガをもっと深めたかったのと講座のカリキュラムにあった心理学に興味があったのです。
これまでに行ったレッスンは1000回超え
養成講座を修了したあと、先生から代行レッスンの依頼を受けまして。講師になるつもりなんて更々なかったのに何故か「やってみたいです!」と返事していた私。その一度のレッスンをきっかけに気付いたらレッスンがひとつ、ふたつと増え今に至ります。
今回の記事を書くにあたり、この5年間でどれくらいレッスンをやってきたのかザッと数えてみました。週に4~5本のレッスンだけど4本で計算すると・・1000回を超えていました。これはヨガのインストラクター1本でやっている方からするととっても少ないのですが、私にとってはかけがえのない1000回。コツコツと積み上げてきた1000回です。
カリスマでも達人でもないけど、参加してくださるみなさんの不調や悩みに共感できる近い距離のインストラクターで居たいと想っています。かつての私がヨガの呼吸に感動したように、ボロボロだった心を救われたように、もしもひとりでも「ヨガがあってよかった」と想ってもらえたら最高です!