高品質な造花(アーティフィシャルフラワー)を使用して作るウエディングブーケをオーダーメイドでお届けしています。生花の扱いとは違うこともたくさんあるので少しずつご紹介していきます。
ネトワイエ
生花でブーケを束ねる時はネトワイエからはじめます。不要な葉っぱや傷んだ花を取り除いたり、虫がついていないかをチェックして下処理をするわけです。「下処理」でいいじゃない・・と思われるかもしれませんね。「ネトワイエ」とはフランス語でパリスタイルのフローリストたちがよく使う言葉です。私はパリスタイルを勉強したことはないのですが、ただ・・言いってみたかった!だってカッコいい響きでしょ。ネトワイエ。それだけです。はい。
※ネトワイエとはフランス語で「掃除する」と言う意味
見て触って確認
造花もそのネトワイエと同じような工程からはじめます。造花って、まさしく造られたお花なので外れたり落ちたりすることは当たり前にあります。他にも花と花がくっついていたり、汚れていたりするのでまずはひとつひとつしっかり見て確かめ、少し引っ張ってみて外れないか確かめ、外れるものは接着します。お客さまの元でポロッとお花が落ちるようなことが限りなくないように注意を払う。ここが1番神経を使うところかもしれません。
動画を上手く貼れなくてすみません。クリックするとご覧いただけるようです。
今、制作しているオーダーブーケはミモザスペシャルなので他の花材はグリーンだけ。花嫁さまがこだわったミモザブーケ。あちこち探し回って最後に当店へと辿り着いてくださいました。その夢、なんとしてでも叶えるお手伝いを全力でいたします!待っていてくださいね。
全ての花材をチェックし終わったら次の工程へ。明日はその工程をお伝えします。造花ブーケの制作はコツコツコツコツ、ひたすら地道に進むのです。