秋の土用に食べたもの

昨日10月23日は土用でした。土用というと鰻というイメージですがそれは夏の場合なんだそう。

季節で違う土用の食べ物

 

 

昨日は土用の日。土用と言えば夏の「土用丑の日」に鰻を食べるというのが慣習になっているが秋の土用は「辰の日」に食べると良いとされているものがあることを初めて知った。

 

 

・「た」のつく食べ物

・青いもの

 

 

を食べるといいそうだ。例えば、秋刀魚やイワシ、玉ねぎ、大根、卵、など。母も知らなかったようで早速夕飯に用意してくれたのは秋刀魚の塩焼きと玉ねぎの蒸し煮。私と違っていつもマメで頭が下がる。本当に有り難い。

 

 

なので昨夜は母が持たせてくれたその2品を肴に熱燗をいただいた。季節のパワーが体に染み渡る感覚。これでこの冬も元気に迎えられそうだ。感謝!

 

 

土を動かすべからず

 

 

今回のことを調べて見るともう一つ知らなかったことがあった。土用は「土の神様」が支配する期間なので土木工事や土いじりなど、土を動かすことは避けるべき、なんだそう。その中でも「間日(まび)」とされる特定の干支の日は除外だったり、日本古来のしきたり?みたいなものは奥深くて興味深い。ずっと伝えられてきたことにはきっと意味や見えない力があると私は信じている。

 

※秋土用の間日=未・酉・亥の日

 

 

ししゃもは青い?

 

 

実は昨日、母がはじめに用意しようとしていたのは秋刀魚ではなく「ししゃも」だった。楽しそうに話すのを聞きながら「ししゃもって青魚なのか?」と頭の中は???だらけだったが、母の言うことに太刀打ちする気力はないので聞き流した。そして実際に渡されたのは秋刀魚。前日に言っていたのはただの言い間違いだったのか?とひとり可笑しくなって聞いてみた。そしたら「流石にししゃもだとお腹いっぱいにならないから秋刀魚に変えた」と。やっぱり母の中でししゃもは青魚に違いないようだった。

 

 

 

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