西野亮廣講演会「これからの時代の生き方」に行ってきた

昨日のブログでも書いたけれど、キングコング西野さんの講演会へ行ってきました。

前席自由の焦り

 

 

18時にお店を閉めて急ぎ足で北九州ソレイユホールへ向かった。たまたま17時前に車で側を通りかかったらすでに入場を待つ人の列ができていたのでちょっと焦りながら・・・前席自由だったのでドキドキ。せっかくなら近くで聴きたいじゃない。よく、セミナーとかで前の席は敬遠されたりするけれど、自分が興味を持って参加している講演会は絶対に前で聴かなきゃと想っている。今回は西野さんだったから顔を見たい、というミーハーな気持ちも無くは無いが(二重否定は強い肯定w)近くで聴くのと遠くから聴くのとでは臨場感が全然違うのだ。

 

 

舞台の演劇なんかも同じだと想うが、舞台上の演者が発する「氣」とか「熱量」とか「空気感」はやはり近ければ近いほど受け取る側に響く。伝わる温度が違うと私は想っている。

 

 

会場に入るとすでに席は前の方から埋まっている。それでもポツポツと空いている所は空席なのかと想い一応前の方へと行ってみたが、席取りをして離れているだけだったりグループディスタンスを取っているだけだったり。更に奥の方へと回り込んで行くと割と近い所の端の席に座ることができた。こういう時ひとりだと都合が良い。(おひとり様バンザイ!)

 

 

見渡してみると

 

 

開演5分前。どれくらい観客が入ってるのか気になって一瞬だけチラッと振り返ってみた。結構席が埋まっている!ディスタンスを取っていることもあるが、2階席にも頭が見えた。そして、私より前の方には家族連れもチラホラ。小学生くらいの子供はやはりお笑いの西野ファンなのかな・・とひとり勝手に想像したりしていると開演のブザーが鳴った。

 

 

ラフだね〜♪

 

 

北九州青年会議所の方から注意事項や自身の活動内容などの紹介があり、いよいよ西野さんの登場だ!司会者の「それでは西野明宏様、お願いいたします」というアナウンスの後、西野さんは舞台袖からひょこひょこと現れた。そしてその姿に驚く。シンプルな紺のTシャツ、スウェット素材(に見えた)の短パン、スニーカー。きっと上質なものなんだろうけど、あまりのラフさに笑ってしまった。おかしい訳じゃ無くて、時代の先を走っている人のカッコつけない自然体な感じに共感したというか。まるで夏休みの少年みたいだが、そこは男前の西野さん。それすらもカッコよく見せてしまう。(見た目だけじゃなくてね)

 

 

繰り返すコロナの中で

 

 

舞台に登場した西野さん「今日は60分しかないみたいなんで早速本題行きますね」とのっけから高い熱量でどんどんトークが進んで行く。すごい!さすがだなー。芸人さんって本来頭がいい(回転が早い)けれど、もちろん面白さもあるし飽きさせる隙なんてこれっぽっちもない。会場の前の方にいた観客の女性に「ちょっとタイムキーパーやってくれません?時間になったら教えてください」と観客を巻き込む技も素晴らしい。やっぱりただの男前ではない。

 

 

コロナの中でどうやってビジネスを成功させるのか、これからの仕事の視点はなにか・・というところを熱く語ってくれた60分。本当にあっという間に終わってしまった。最後、質疑応答の時間があり3名の質問に答えてくれたのだが、最後のひとりは中学一年生の男の子。その質問に唸ってしまった。

 

 

中学一年生男子の質問

 

 

この男の子からの質問が凄かった。「ボクが大人になった未来はどんな世界になっていますか?」というもの。えー?!そんなこと考えてるの?中学一年生で?と感心したのはきっと私だけじゃないと想う。お笑いの西野ファンが本人を見に来たのではなく、しっかり「講演を聴きに来た」のだ。そしてその質問に対する西野さんの答えも唸った。子供用の答えではなかった。相手が誰であれ・・という姿勢がこれまたカッコ良すぎた。

 

 

ただひとつ、質問した男の子が最初に「ボクはカジサックより西野が好きです」と敬称なしで言ってしまうところは子供らしくてなんだかほっこりした。

 

 

 

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