ウエディングブーケの打ち合わせ

アトリエを構えて一番よかったことは実際にお花を見ていただきながら打ち合わせができることです。

アトリエがあったら

 

ずっと自宅で花仕事をしてきた。と言っても、会社に勤めながらだったので想ったようにいかないことの方が多くあって、中でも一番もどかしかったのはご相談、打ち合わせ、花材合わせなど、全ての手段がインターネット上でしかできなかったこと。たまたまお近くの方だとカフェに花材を持ち込んで打ち合わせをしたこともある。

 

とにかく、「お店があったらなー」といつも想っていた。それが「実家の隣にアトリエを作る」という1ミリも想像したことがなかった展開になり、オープン直後にコロナのパンデミックが起こった。1年後、これまた1ミリも想像していなかったけれど、年明けに突然想った。「ここで店舗営業すればいいんじゃないか」と。そんなこんなで、今振り返ってみても本当に不思議なくらい予想外の流れでここに至っている。

 

ウエディングの打ち合わせ

 

今日はアトリエにお客さまが来られてウエディングブーケの打ち合わせをさせていただいた。花嫁さまは「ドレス用のブーケか、和装用のブーケか」まだ悩んでいるご様子だったので、いくつか「もしも・・・だったら」のご提案をして少しずつご希望を伺いながら整理していく。実際に花材を組み合わせながら進めていくのでイメージを広げやすいのがお会いして打ち合わせができる最大の魅力。

 

だんだんと花嫁さまの表情がキラキラしてくると「よし!」と小さな手応えを感じて更に具体的に花合わせをしていく。最終的に「これでお願いします」とお言葉をいただけると、まずは最初の段階の「ホッ」とひと安堵。これがネット上だけのやり取りだとこうはいかない。それぞれに良さはあるし、全ての方がお越しいただける状況ではないけれど、だからこそアトリエがあることの嬉しさとお越しいただける有り難さをしみじみ感じる。

 

まだまだスタート地点

 

 

打ち合わせでブーケのイメージと花材が決まったらようやくスタート地点に立てたことになる。ここから細かい作業を重ねて少しずつブーケを仕立てていくのだ。

 

 

花材をザックリ合わせて見ていただいたのと、実際に形になった時の印象が出来る限り近いものになるように。というのも、ちょっとした使い方や配置、隣り合う色の関係性などで印象が変わってしまうからだ。制作が進む工程で確認をお願いするたびドキドキするのはきっとどれだけ経験を重ねてもなくならないのだろう。お客さまの喜ぶ顔を想像しながら、ひと花ひと花心を込めて丁寧に。いざ!

 

 

高級造花専門店anne natu(あんなちゅ)

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ウエディングブーケのご相談やご依頼、お待ちいたしております。

 

 

 

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