「お金の勉強=投資の勉強」ではないことをやっと知ることができそうな53歳。勉強はまだ始まったばかりです。
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お金のハナシ
そもそも日本には「お金の話をするのは品がない」「人前でお金の話なんかするものじゃない」「子供がお金のことなんか聞くもんじゃない」みたいな文化が長い時代に渡って受け継がれている。実際に私も両親の資産がいくらあるのか、老後の計画はどうなっているのか、など具体的なことは一切知らない。一度だけ「いつ何があってもいいように大事なことを話しておこう」と時間を取った。母も「それは大事やね」と共感したのだが、「大事なものはここにある」という至って大枠でザックリな説明。5分もかからず終わってしまった。笑
かと言って、親が言わないことを根掘り葉掘り聞くのも具合が悪い。まだ元気なのに「もしもの時」の話をするのはやはり気が引けるのが現実だけど、それで本当にその時が来て大変だったという話もあちこちから耳に入る。親子だからこそ向き合うのが難しい繊細な問題であることは間違いない。
マネーリテラシーって?
金融リテラシーと言われたりもする。これは「お金に関する知識や判断力」のことを言うらしい。正直、53年生きてきて初めて聞いた。一体どれくらいの人がこの言葉を知っていて、そのリテラシーとやらを活用できているのだろう。
もっと驚いたのは金融庁が「最低限身に付けるべ金融リテラシー」として4つの項目を掲げていることだ。えー?!そんなの知ってました?どこかで習いました?学校で教育してくれましたっけ?残念なことに私には全く身に覚えがない・・・その4つとは次の通り。
- 家計管理「適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)を習慣にすること」
- 生活設計「ライフプランを明確にすること」
- 金融と経済の基礎知識と金融商品を選ぶスキル
- 外部の知見の適切な活用「様々な情報をもとに自分で判断する力」
私自身、息子にずっと言ってきた。「お金は大事に使いなさい」「無駄遣いはやめなさい」と。無駄に使ってはいけないことくらいわかっているが、「何故ダメなのか」「どう考えて管理すればいいのか」と言う具体的に掘り下げたことは何ひとつ教えられていなかった。と言うか、私も教えてもらったことがない。その結果がコレだ。(どれだよw)
給料日にATMに並んではいけない?!
半年くらい前にオリエンタルラジオ中田あっちゃんのYouTubeで知った両学長のYouTube「リベラルアーツ大学」は「生き方・考え方・お金の知識」について様々な発信がされている。先日の投稿であるひとことに衝撃を受けた。給料日にATMに並んでいる人は家計が自転車操業の可能性がある。と。
給料日にお金を下ろす→必要な支払いを済ませてその残りで1ヶ月生活する→給料日が来る
この繰り返しだと「給料の金額=月額予算」としていて給料を軸にした生活になっている、と言うのだ。えーーーっと、そう言うものではないのデスカ???息子にもそう言い聞かせていイマスケド???両学長の話だと
「いくら使うのか」と言うことと「給料はいくらか」と言うのは全く別の話。
この感覚でいると給料が上がった分生活支出も上がる。その結果貯蓄ができずに突然のトラブルや急な出費で破綻する家計になる、と。確かに・・・今の息子がまさにその通りだ。その度(その時だけ)私に連絡が入るのだ。いや、息子だけじゃない。そう教えたのは私自身で当然私もそう言う感覚だ。(息子よりはマシ・・だと想っている)これが「マネーリテラシーが低い」と言うこと!(ガーン)
これからの思考修正
何をはじめるにも遅いと言うことはない。気づいた時が始め時。などと言うが、こう言う話は20代いや10代の時に知りたかった。教えて欲しかった。それでも、この時点で知れたことをラッキーだと想って少しずつ家計の見直しを始めている。息子にも両学長のチャンネルを伝えているが、きっと見ていないだろう。いろいろ考えると頭がグルグルウニウニする。でもまずは私自身が変わろう。うん。
「給料日前は苦しいんだよね〜」と言っている人は、要注意・・かも知れませんよ。
※あくまで個人の考えと感想です。