通りに出るとふんわりいい香り。家の周りにたくさんの金木犀があることを香りで気づかされます。
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あっちにもこっちにも
家を出て駐車場に向かうのにいつも回り道をする。クゥクゥを少しだけ歩かせるのが目的だが、ここ数日はその道すがら金木犀のいい香りに思わず大きく息を吸う。香りがし出して初めてあちこちに金木犀の木があることに気付く。それも毎年新鮮な驚きで。笑
小さな木から大きな木まで、家の周りをぐるっと一周する間に20本近くの金木犀がある。庭木として育てやすいのだろうか。香りもいいし♬ただ、香りがなかったらそこに金木犀があることに全く気付かない。だから余計に驚くのだ。
ロッテのガム
子どもの頃、「あれは大人用なんだ」と特別な憧れの目で見ていたガムがある。「イヴ」というガムで金色の箱に入っていた。それだけで特別な感じがした。そのイヴの香りは私にとって金木犀の香りと同じだった。もう販売されていないので(多分)大人になった今、もう一度香りを確かめても金木犀の香りがするのかわからないが・・・
そんな訳で、金木犀の香りがすると毎回そのガムや、そのガムを売っていた近所の喫茶店の風景が切り取られた写真のように思い浮かぶ。あの喫茶店のカニピラフ、美味しかったな。
桂花陳酒
中国では金木犀の花を漬け込んだお酒がある。桂花陳酒というそのお酒はある時期居酒屋で女性がよく頼んでいた。このお酒を頼むとちょっとオシャレな空気になる。ような気がしていた。
自宅や実家にはもちろん、知り合いにも金木犀を植えている人がいないので作ることはできないが、一度作ってみたい桂花陳酒だ。