オーダー制作もいよいよ最終段階。最後まで気持ちを引き締めて!
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リボンのご提案
ブーケの持ち手をクラッチスタイル(茎魅せ)に作り込んでブーケは完成です。ここまで来ると写真を撮ってリボンを選んでいただきます。リボンはブーケに合うものを2〜3種類こちらで用意してご提案していますが今回は2種類に絞りました。
鮮やかなレモンイエローと優しく淡いほんのりイエロー。
即決でレモンイエローを選んでくださいましたよ。私もこっちだなーと想っていましたが、それぞれ好みや感性が違います。花嫁さまが悩まれている場合にはおすすめとして伝えることはありますが、そうでない場合はご自身で選んでいただくようにしています。こういうことは大抵直感で決まるので、それが1番ピッタリだと想うのです。
いよいよ完成
リボンをつけると途端にブーケの表情が締まります!溝口富美子先生のオリジナルメソッドで作り上げるクラッチブーケはちゃんと自立するようバランスもしっかり整えるのが大切。結局、このバランスが全体の見た目のバランスにも作用するのです。
こうして見ても全くわかりませんが、茎の底にも心を配る仕事があります。造花の茎にはワイヤーが入っています。少しの突起でドレスを引っ掛けたり、花嫁さまが怪我をしないように1本1本の底をカバーしています。
花嫁さまの元へ
ウエディングのスタイルも多様化してきました。ブーケのデザインも同じく、決まりやしきたり・・みたいなことより花嫁さまが大好きで「これを持ちたい!」と想うブーケをお届けする時代。中には「ブートニアはいりません」と言われる方もおられるようですが(お店によっては別売りなのでこういう選択もできますね)anne natuでは必ずブートニアをセットでお届けいたします。別売りはせず、おふたりへの祝福を込めてセットで制作させていただきます。
〜結婚の申し込みをするために彼は彼女に花束を差し出す。彼女は「YES」の代わりに、受け取った花束の中から1輪の花を取って彼の胸に挿した。〜
これがブートニアの由来とされています。素敵でしょー♡ずっと昔から伝えられて来たことにはちゃんと意味があって・・・だから新郎さまにはちゃんとつけていただきたいのです。愛のメッセージであるブートニアを。
おふたりの幸せを願って作り上げたウエディングブーケとブートニア。完成したらいよいよ旅立ちです。こちらのミモザスペシャルブーケは先日無事にお渡しが完了いたしました。同じ北九州にお住まいだったのでおふたり揃ってご相談とお迎えと、2度ご来店くださいました。おふたり揃って帰っていかれる後ろ姿がなんとも微笑ましくて・・幸せな気持ちで見送ったツクリテです。
大切な大切なウエディングブーケ。数あるお店の中からanne natuを選んでお任せいただけたことは本当に奇跡のようなご縁です。感謝を込めて・・おふたりの末永い幸せをお祈りしています。ありがとうございました。